AIで漫画を生成する方法!無料で試せるプロンプトと生成例を紹介
この記事では、ChatGPTの画像生成機能(GPT-Image-2)を使って、漫画画像を生成する方法を紹介します。
ChatGPTの無料プランでも画像生成は試せますが、あっという間に利用上限に達して生成できなくなります。たくさん生成したい場合は、時間を空けるか、有料プラン(Plusプラン以上)の利用を検討しましょう。この記事ではChatGPT Plusプランを使用しています。
プロンプトのテンプレート
まずは、1ページの漫画を生成するときの基本テンプレートです。
日本語の漫画を生成。
・1ページ
・カラー漫画
・ページのコマは右上から左下へ読み進むレイアウト(最重要)
・吹き出し内の文字は日本語の縦書き
・コマには番号を表示しない
内容:
{あらすじを入れる}現状では「ページのコマは右上から左下へ読み進むレイアウト」を入れておかないと、欧米の漫画のように左上→右下に進むレイアウトになりがちです。
試しに漫画を生成してみよう
今回は、屋上でサンドイッチを食べようとした2人が、三毛猫にサンドイッチを盗まれる短い話を漫画にしてみます。
使用したプロンプトはこちらです。
日本語の漫画を生成。
・1ページ
・カラー漫画
・ページのコマは右上から左下へ読み進むレイアウト(最重要)
・吹き出し内の文字は日本語の縦書き
・コマには番号を表示しない
内容:
屋上でタケとミレイは特製サンドイッチを食べようとする。しかし三毛猫ミケに盗まれる。慌ててタケとミレイが追いかけると、ミケは子猫たちに分けるためだったとわかって、ほっこりする。こちらが生成結果です。

パッと見た感じは、ちゃんとカラー漫画っぽくなっていますね!
タケとミレイ、三毛猫のミケ、子猫たちという流れもわかりやすく、短いストーリーとして成立しています。
複数ページの漫画を生成
複数ページの漫画を生成してみます。
日本語の漫画を生成。
・3ページ
・カラー漫画
・ページのコマは右上から左下へ読み進むレイアウト(最重要)
・吹き出し内の文字は日本語の縦書き
・コマには番号を表示しない
内容:
屋上でタケとミレイは特製サンドイッチを食べようとする。しかし三毛猫ミケに盗まれる。慌ててタケとミレイが追いかけると、ミケは子猫たちに分けるためだったとわかって、ほっこりする。先ほどのプロンプトの「1ページ」の箇所を「3ページ」に変更しただけです。



一応、一貫性のある漫画になっていますね。ただ、1ページ目のサンドイッチが巨大すぎたり、子猫の数が変わったりと、細部を見るとおかしい点は多いです。コマ割りも右上から左下に読むと指定しているのに、左→右に進んでいるページがあったので、以下のプロンプトで適宜修正しています。
いくつかの構成が左→右に進んでいるが、正しくは右→左なので直して。漫画生成はまだまだ難しい部分もあります。特に、コマの読み順と吹き出しの位置は毎回きれいに安定するとは限りません。
ChatGPTは現状で一応10枚まで同時生成は可能なので、10ページまでは一貫性のある漫画を生成できそうです。11枚目以降は試せていませんが、いずれ試してみます。ただ、ページ数が増えれば増えるほど、おかしな点が増えてくるので現時点では4ページ程度に収めるのが無難かもしれません。
AIで漫画を生成してみて感じたこと
実際に何度か試してみると、AIで漫画を生成するのはかなり面白い一方で、まだまだ安定しない部分もあります。
特に気になったのは、コマの読み順です。日本の漫画のように右上から左下へ読む構成を指定しても、欧米の漫画のように左から右へコマが進んでしまうことがあります。
吹き出し内の日本語は比較的きれいに縦書きで入ることが多いですが、コマの流れに対して吹き出しの位置がかなりズレて見えるケースもありました。
一応、プロンプトに「横に並ぶコマは右のコマから左のコマへ読む」「吹き出しは日本語の縦書き」「左から右へ読む欧米コミック風レイアウトは禁止」のように細かく書くと、少しは安定しやすくなります。
ただ、指定を細かくしすぎると、逆に今度は吹き出しの位置がズレたり、コマの構成が不自然になったりすることもあります。このあたりは、まだ一発で完璧に作るというより、生成結果を見ながら修正していくのが現実的だと感じました。
とはいえ、画像生成AIはどんどん進化しているので、今後のバージョンアップで漫画のコマ割りや縦書き表現も改善されていくはずです!現時点では「短い漫画を試しに作ってみる」「ラフ案やネタ出しとして使う」くらいの感覚で使うと、かなり楽しめると思います。